Dream!夢は叶う。 介護を変える。目指すのは、人と街の「笑顔」をつなぐ理想の地域包括ケア。

Dream!夢は叶う。 介護を変える。目指すのは、人と街の「笑顔」をつなぐ理想の地域包括ケア。

超高齢化社会を迎えるにあたり、地域における介護福祉の役割は日々大きくなっています。

ファミリア表参道は、ここ長野の地において、

世界を牽引できるような理想の地域包括ケアモデルを目指しています。

高齢者、親、子ども… その地域に暮らす家族や働く人たちが、

安心して快適に暮らせるコミュニティづくりが私たちの使命だと考えています。

人と地域の「つながり」を担う、そんな頼れる会社でありたいと思っています。

施設イメージ

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経営において大切にされていることは何ですか?

人材です。介護業界は非常に人材不足です。また介護業界は離職率が高く、女性の看護師さんなど、お子さんが生まれると中々職場復帰できません。弊社では入社した社員さんをなるべく退社させない、という会社づくりを心がけています。出来る限りの福利厚生を完備したり、自宅で仕事をしながら子育てが一段落したら元の職責に戻ってもらえるようなワークシェアリングを実施しています。昨今では色んな働き方がありますので、それらを上手く取り入れながら、社員と会話をし会社を運営しています。そうすることで、誰もが気持ちよく働いてもらえる会社でありたいと思っています。

御社の魅力、または特徴は何ですか?

弊社の特徴は「株式会社」すなわち収益法人であることです。介護業界では、過去社会福祉法人や医療福祉法人が行政から依頼を受けて事業を行うのがスタンダードでしたが、高品質な介護サービスを提供する仕組みづくりは、収益法人が事業として実践することで実現できると考えています。弊社のような介護事業者はまだまだ全国には少ない状態です。
また弊社の事業の仕組みが時代のニーズに合ってるというのも特徴のひとつです。病院の入院についてみると、近年総合病院は急性期患者を優先します。手術が終わり治療やリハビリの段階で、入院日数制限のために患者さんが退去(退室)になることがあります。核家族が多い時勢ですので、ご自宅へ戻っても家族が居ないという場合が発生します。そういった患者さんを受け入れることができる弊社のような施設が、どんどん必要になっている背景があります。
社員同士のコミュニケーションが非常に良いことも特徴と言えます。毎月の会議で、事業の基本方針や社是を社員のみなさんがしっかり共有し、同じ将来を見ているということを大切にしています。

介護というお仕事の魅力と苦労を教えてください。

入居者さまはお客さまです。お金を頂いて介護させていただきます。ご本人が施設に入りたくて入っているわけではない場合もあり、他人である私たちがそこをどう汲み取って、ご家族との暮らしのように、入居者さま同士のコミュニケーションや共同生活を円滑にできるか、が重要で苦労する点です。
ただそれでも介護の仕事は、やってみると楽しいという方はたくさんおります。自分自身も年を取っていくのだから、いつか自分も必ず介護をしてもらいます。そこで今は何をするべきかを考えることで「人のやさしさ」が表に出てくる仕事だと思うんです。それこそが介護の魅力ではないかと思います。

施設イメージ

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大変良い業績を残されていますが、成功された理由は何だとお考えですか?

創業当初から人材や資金繰りをクリアにすることを心がけています。なるべくお金を借りずに、利益を出し、それを次に投資してきました。さらにターゲットを絞って総合病院に特化した営業を行いました。総合病院の退院調整係の方やケースワーカーの方から情報をいただきながら、症状の重い方々を受け入れることで利益率が高まりました。もちろん社員の意識改革や、人員数の確保はとても重要でした。弊社では急性期の方を受け入れるのでターミナルや看取りも行います。看護師の在籍数も多く、往診や24時間体制でオンコールで診ていただける医師も確保しております。そういった面でご利用者さま、ご家族さまが安心して、また社員も安心して働ける環境を作ったことも経営が順調な理由です。

長野駅東口エリアイメージ

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今後の事業展開について教えてください。

本社のある長野駅東口エリアを中心とした事業展開を考えています。このエリアは大きな病院に近く、駅に近いというアクセス優位な立地、かつ本社を基軸としたコンパクトな人員配置を実現できるので、社員の負担を少なくすることができます。今後は有料老人ホームブランド「トレビオ」やシェアハウスプランニングでやっている通所介護事業などの拡大、施設の新設も決定しています。
また社内においてペーパーレスにも取り組んでいきます。業務システムを自社で開発・運用すべく新部門の設置も計画しています。業界特有の紙文化によって起こる人為的なミスの防止や、全体の業務の効率化を目指していきます。

これから介護業界で働く若者へのメッセージをお願いします。

弊社では国から最上位ランクの介護改善交付金をいただいています。交付金は、すべて社員さんに分配しています。そこに業績をプラスして給料、賞与という形で支払っています。介護はきつくて低賃金というイメージを取り払うべく、介助ロボットを導入して社員さんの体の負担を軽減したり、給与面の改革によって普通のサラリーマンと変わらない給料を支払えるよう取り組んでいます。きちんとした就業規則を策定し、十分な休暇、給与体系や昇給など、未来ある若者たちのために安心して働ける環境を整えたいと思っております。

寺島社長

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社長の夢を教えてください。

まずは後継者づくりです。ご利用者さまやご家族さまはもちろん、社員のみなさんを継続的に守っていくための後継者候補として、外部から役員を採用するなど盤石な企業体制の構築を目指しています。
また結婚などで離職された看護師さんたちに再度就業していただくことで人材を確保し、より良い看護・介護体制を実現します。医師についても同様に考えています。それらが包括的に出来ると、ひとつのコミュニティとなり、ひとつの成功モデルとなります。そんな素晴らしいコミュニティを生み出すことが私の夢であり、目標です。